いわゆるマーケティングに関するテーマで執筆するコラム記事については2018年は全く更新せず、また2019年も2月に差し掛かってからの「お久しぶりです」となってしまい大変ご無沙汰しております。奈良を拠点にウェブサイト制作事業とウェブマーケティング事業を行っておりますインヴォルブ代表の吉村です。今年はまたこのブログの更新を定期的に行っていきたいと考えています。
すでにお仕事をご一緒させて頂いているお客様にはインヴォルブのマーケティングに対する考え方を改めてご理解頂くためのコミュニケーションの場となるよう、そして初めてこのサイトを訪れて頂いた未来のお客様に対しては一緒にお仕事をさせて頂く一つのきっかけにできるよう、書き進めて参ります。2019年も改めまして皆様よろしくお願い申し上げます。
サイト育成・ブランディング育成の重要性
さて、新年のご挨拶もそこそこに早速今回のタイトルにあります、SNS時代の歩き方、取り分けサイト育成・ブランディング育成の重要性について書いてみたいと思います。2018年、吉村はおかげさまで多くのお客様と巡り合わせて頂くこととなり、多くの時間をお打ち合わせに費やしていくことができました。
インヴォルブは奈良を拠点としたマーケティング会社になりますので、お客様は奈良をメインに関西を拠点としている方々がほとんどです。
しかし、その業種業態はと言えば、EC事業者様から実際のリアル店舗をお持ちの方まで、また一回の客単価は1,000円2,000円という事業者様から客単価数百万から数千万のいわゆる人生で一度のお買い物をお手伝いする事業者様までと様々なお客様からありがたいことにご相談を頂いております。
そして、このように多種多様なお客様たちであってもネットマーケティングについてのご相談となった場合、ほとんどの場合はサイトを、そしてブランドをどう育てていけばいいかという悩みが根本にあるのだなと感じられることが本当に多くなったように思います。
もともと「サイト制作はゴールではなくスタート」がモットーのインヴォルブではありますが、ほんの数年前までは、むしろクライアント様に「サイトを作ればはい出来上がり、はい終わりではなく、そこからサイトを育てていくのが大切なんだ」という我々のスタンスをご理解頂くことに時間がかかったりということが当たり前だったんです。
それがここ数年でここまで変わってしまうとは、時代の変化それ自体とその変化を肌感覚で察知している経営者様をなんだか不思議に感じる部分もあったりします。
むしろこの感覚というのは経営者が云々というよりもユーザー全体が感じていることなのだと思います。誰もがソーシャルメディアを通じて当たり前に発信する時代、セルフブランディングというものを意識したことがない人というのはなかなかいないでしょうし、セルフブランディングの巧みさが人々に与える印象にいかに影響を与えるかということも、与える側与えられる側の両面から誰しもが理解していることでしょう。
サイト育成とソーシャル発信でつくるブランディング
なので、マーケティングの領域においても何よりまずブランディングが大事であることは誰しもが承知しているところ。
しかし、個人という立場を離れてサービスや企業のブランディングをやってみようと考えるとなると、一体どこから手を付けていいのやら・・・。
その必要性はわかっていながら、ゴールもそこに至るまでのプロセスもわからないまま、炎上リスクやネガティブイメージの流布などSNS時代の負の側面ばかりに目を向けてしまい身動きが取れなくなっているという状態のお客様も多くいらっしゃいました。
しかし、そうしてまごまごと考えあぐねていても時代はもう昔には戻れません。
ブランディングをサイト育成とソーシャル発信の両輪で育てていかなくてはならないSNS時代をどういう風に捉え、どう歩いていくべきか。今年はこのテーマについてインヴォルブの考えていることを、このコラムで書き綴っていきたいと思います。お付き合いのほどよろしくお願いします。